Extruder Feeder Kit を交換してだいぶ調子の良くなった 3D プリンター、今度はフィラメントの「巻」がキツイと Extruder のモーターが「カンカン」と脱調するようになった。
フィラメントを手で伸ばしながら出力すれば正常に出力できるのだが、長時間プリンターの横についていなくてはならない。
原因をいろいろ調べてもわからず、FB の Geeetech 3Dプリンタ ユーザークラブ JAPAN で質問したら、いろいろと情報を教えてもらった。そこで「スロート内部に入っているPTFEチューブが縮んで、ノズルとの間に隙間ができ、そこにフィラメントが引っかかっている可能性が高い」という情報を得た。
ちょうど急ぎの仕事で 3D プリンターを使っていて、ノズルを外すというやったことのない作業をするのはリスクが大きすぎた。そこで、色々とスライサーのパラメータを眺めていたら Retraction Distance というパラメータを発見。
このパラメータ、ヘッドが移動するときにフィラメントを引き戻す量を指定するのだが default で 4mm になっていた。
Extruder Feeder は、Me Creator2 のようにヘッドに乗っているタイプと、フレームに固定されるタイプがあるそうで、ヘッドに乗る Direct と呼ばれるタイプは 2mm にするとよいとあったので、その通りにするとうまくいくようになった。
いづれは PTFE チューブの交換も必要になるのだろうか?
3D プリンター、なかなかに奥が深い。