2019年9月21日土曜日

3D プリンター:Greeetech Me Creator 2 のシャーシファン交換

 Me Creator 2 、買ってしばらく使っていると、どこかの Fan から派手に音がするようになった。
  何度か電源を入れなおすとおとなしくなったので、騙しだまし使っていたが、そのうち派手な音が鳴りっぱなしに。調べてみると、シャーシ下部右奥にある小さなファンが鳴っていた。

 Aliexpress で似たようなのを注文し、届いた後も忙しさにかまけてそのまま使っていたのだが、先日ついにファンが回らなくなってしまった。

 このサイズのファンがどれだけ効いているかわからないが、3D プリンタのコントローラーは結構大電流を ON-OFF していて、熱がこもるとドライバがお亡くなりになるとも聞くので重い腰を上げて交換した。

 こちらが純正のファン。外した時には指で勢いをつけても回らない程度には固くなっていた。



 こちらが交換したファン。Aliexpress で二つで 870円。

 




  もともとついていたコネクター。途中で切断して、赤と黒だけを半田づけ。黄色はつながなくても動いた。

 

3D プリンター:Greeetech Me Creator 2 のエクストルーダーのステッピングモーター

 フィラメントの出力むらを治すために Me Creator 2 のエクストルーダーをバラしたので、その時のメモ

ステッピングモーターはこんな感じ。拡大すると字が読める。TYPE 42SHD0217--24B。alibaba.com で純正が売ってる。汎用らしく、Aliexpress でもいくつかある



こんなシールも張ってあったが、字が擦れてよく読めない ><

3D プリンター:消耗部分のメンテナンス

 GNSS 受信機向けのケースを出力していたら、うまくできなくなった。どうもフィラメントがちゃんと出ていないらしい。

上が正常、下が不調。フィラメントの出方が足りない。
 
左が正常、右が不調。'す'が入っている。


いろいろと調べると、フィラメントを押し出す部分(エクストルーダー・Extruder Feeder)のギアがすり減ったらしい。

ということでバラして調べてみた。
 
 パッと見ると、跡がついているだけに見えるが、よく見るとちょっとだけすり減っているというか、潰れている。

この程度で影響がでるのかと思ったが、他に原因も思いつかない。交換するのが簡単だが、注文するとかなり日数がかかる。

ということで、少しずらして、すり減っていない部分を使うことにした。差し込む方向にはこれ以上入らなかったので、抜く方向に。上の写真でプラスチックの黒い部品と面一になるぐらいまでずらしてみた。

上手くいった。
下が修正後の出力。左側の方が密度が濃いが、これはベッドの傾きだろう。フィラメントのムラは見られない。

左が修正後。'す'がない。

ここにたどり着くまでフィラメントと時間をだいぶ無駄にしたが、とりあえずうまくいって良かった。

フィラメントの供給量のムラは、少しずつ増えていくのだが、ある程度を超えると一気に来た。メンテのタイミングが難しそう。

とりあえず aliexpress にギアを注文。

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PLA フィラメント 1KG * 3 を使ったぐらいでこうなった。早いのか遅いのかはなんとも言えない。


2019年9月15日日曜日

ZED-F9P:不可解な動作

いままで UART1,UART2 から RTCM3.3-1005,1074,1084,1094,1124,1230 を出力して rtk2go に送っていた。

UART2 を RTCM3.3-1005,1077,1087,1097,1127,1230 にして XBee 送るように修正。こちらは動いたのだが、UART1(変更なし)-rtk2go に送ったデータが、Ntrip Client で使えなくなった。

UART1 も RTCM3.3-1005,1077,1087,1097,1127,1230 にしたら、無事使えた。

FWVERは HPG 1.10

非常にいやらしい動き。

2019年9月1日日曜日

3Dプリンタでケースを作ると...

今、高精度 GNSS 受信機を作っていて、そのケースを 3D プリンターで出力している。だいぶ苦労してそれなりのものはできたのだが、
  • 外側に積層痕が残り、イマイチ
  • 水平面は 3M 3Dプリンタープラットフォームシート というのを使ってから、光沢が出るようになったのだが、それはそれで評価基準が上がってしまい不満
  • 二つの部品を組み合わせて一つのケースになるのだが、組み合わせ精度がイマイチ
  • 出力に時間がかかる(二つ合わせて7時間ほど)
  • 印刷開始時に、ちょっとした作業が必要(エクストルーダーから出るゴミを手で取り除かなくてはならない)
などなどの不満点がある。

製品化を目指しているのだが、最初の三つは素人のお客さん相手には特に致命的な問題点となりそう。