(その2は こちら)
L1+L5 モジュールの外形図に D+、D- の信号線があるので、100円ショップで買ってきたUSBケーブルをばらして直接つなげてみたが、PC側が全く反応しなかった。デバイスマネージャーに何も現れなかったので、ドライバーの問題ではなさそう。
世の中、簡単にはいかない。
(その2は こちら)
L1+L5 モジュールの外形図に D+、D- の信号線があるので、100円ショップで買ってきたUSBケーブルをばらして直接つなげてみたが、PC側が全く反応しなかった。デバイスマネージャーに何も現れなかったので、ドライバーの問題ではなさそう。
世の中、簡単にはいかない。
(その1は こちら)
モジュールにはUSB I/F が内蔵されていて、PC と USB 経由で直結できそうな感じなのだが、そのあたりの経験が無く、そこに時間を取られるのがいやなので、シリアル経由で接続。
手元にあった、秋月の USB-シリアル変換器をつかって接続。変換器のSWはOFF,OFFでI/F3.3V。結線はTXとRXD、RXとTXDを接続する素直なタイプ。
u-blox の u-center に当たるツールは Satrack という名前でこんな感じ。
左上の歯車アイコンをクリックしてプルダウンメニューから115200を選択したら、問題なく動いた。動いたのでとりあえず部屋の中で試してみた。
ついでに、以前集めた L1 の受信機と比較してみた。右側が今回の L1+L5(GPS+QZSS+BeiDou+GAL+GLO)、真ん中がNEO-M8T(GPS+QZSS+BeiDou)、左側が u-blox 6(GPS)。部屋の中だし、トタン屋根の上に数十センチの雪がある状態なので、かなり悪い条件だが参考までに。
以下はいずれも5分間測位したときの軌跡のトレース。
最初は Allystar HD8040D (今回の L1+L5)
次は NEO-M8T
最後は u-blox6
トタン屋根+数十センチの積雪の下の屋内という悪条件下では、M8Tが一番優秀な感じ。
ちなみに M8T は、写真の場所は条件が悪すぎて20分ほど待っても測位開始とならず、一度窓際の電波の状況の良いところに移動させて測位を開始させ、それから写真の場所に戻した。u-blox6 は10分以上かかったが、写真の場所で測位を開始した。HD8040Dは、写真の場所でコールドスタートから一分程度で測位を開始した。衛星を掴む性能はHD8040Dが優秀そう。
次はオープンスカイで試したい。(が、札幌の今年の冬は天気が悪くて...)
(その3に続く)