2019年2月17日日曜日

RPZ+Alpine Linux:恐るべき地雷

好きなタイミングで Raspberry Pi の電源を切れるようにするために Alpine Linux を使っている。

Alipine Linux は、os を shutdown せずに電源が切られても SD カードの内容を壊さないために、
 ・OS のディスクとして RAM Disk を使い
 ・RAM Disk の内容はアーカイブを作って SD カードの保存する
ということしている。

このため、開発中は適当なタイミングでアーカイブを更新しなくてはならない。

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ただ、時々、アーカイブの更新をするとアーカイブが無くなることがある。

  'hostname'apkovl.tar.gz

という名前のアーカイブが SD カード上に作成されるのだが、これがなくなることがある。更新されないだけでなく、古いのも消えている。

この状態で再起動すると、インストール直後の Alpine Linux が立ち上がっていままでの作業が水の泡...

これを防ぐためには、

・こまめなバックアップ
 SD カードは FAT32 でフォーマットしてあるので、Windwos で簡単にバックアップが取れる

・ アーカイブがあることを確認する
 アーカイブファイルは /media/mmcblk0p1/ にあるので、ls -la で存在することと更新時刻を確認する。無かったら、できるまでアーカイブ更新(lbu ci -d) を実行する

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それどでもうっかりアーカイブを消してしまったら、Windows からファイル復活ソフトを使ってアーカイブファイルを復活させれば OK。

Recuva というソフトを使ったら、無事復活できた。ありがたやありがたや。

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2019-06-15 追記
 "lbu ci -d" 実行中にアーカイブを構成するファイルに変更があると、アーカイブが作られないことがある(vim を閉じて *.swp が消えるとか)。

 アーカイブ作成中は、一休みして何もしないのが吉。

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