結論から行くと、RTKLIB(b33)ではなく、Demo5 を使うべし。
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MG1 を使っているお客さんから、「ubx raw データを RKTLIB で処理したが、L2 が表示されない」と連絡を受けた。
お客さんにもらったデータを自分のところで RTKLIB で処理してみると、確かに L2 が出てこない。ZED-F9P の USB から直接出力されたものを TeraTerm でログに落として RTKLIB で処理しても L2 が出てこない。これは MG1 のプログラムの問題ではなく ZED-F9P の設定の問題か?と思って調べてみてもそれらしいものが見つからない。
もしやと思って u-blox の Support Community で「F9P raw rtklib」で検索すると、こんな書き込みが。
Multi-frequency RINEX from F9T with RTKLIB
ここにある返信の「Tim over at RTK Explorer would have an appropriate and functional fork」から探すと Demo5 なる改造版を見つけた。これの RTKCONV を使うと L2 が出てきた。
RTKCONV だけでなく、RTKPLOT も表示が違う。お客さんからの情報によると RTKPOST もだいぶ修正されているらしい。
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